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Wrap
Text File
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1994-12-02
|
79KB
|
1,608 lines
・----------------------------------------------------------------------------・
〓 《 マウス対応多機能ページャー 》
〓 Human Communication Viewer
●) ●) ●●●●) ●) ●)
●) ●) ●) ●) ●) ●)
●) ●) ●) ●) ●)
●●●●●●) ●) ●) ●)
●) ●) ●) ●) ●)
●) ●) ●) ●) ●) ●)
●) ●) ●●●●) ●●)
〓 Version 2.00J(フリコレ版)
HCVはメールウェアです
Copyright (C) HISA 1993-1994
・----------------------------------------------------------------------------・
〓
〓 ◆ 取扱説明マニュアル ◆
〓
〓 - 目次 -
〓
〓□■ いったいなんだろう??HCV ■□〓
この度は「HCV」をご利用頂き誠にありがとうございます。m(__)m
この「HCV」は、「Human Communication Viewer」 の略であり、「パーソナ
ルメニュー アミ~ゴ」を発表しておられるアミ~ゴさんに名付けて頂きました。
『人に優しいページャ』をコンセプトに、β版として数多くの方々に試用して頂きな
がら、文字通り「コミュニケーション=ご意見」によって育ってきたページャです。
実際に作ったのは私ですが、アイデアを頂いたのは、試用して頂いた方々であり、
みんなの力で作ったソフトであると言えるでしょう。このDOCも私以外に4名の方
々が協力して頂いて執筆しているのです。感謝感謝です。
この「HCV」は、簡単に言えば「ただのページャ」ですが、いろいろと便利な機
能を持っています。ほとんどの機能をマウスでワンタッチで使用できますので、是非
マウスでの御使用をお勧めします。
(マウスドライバの登録の有無はHCVで自動判別しています)
HCVは、FMRシリーズ/FM-TOWNSの中解像度と高解像度の機種で動作
します。また、OASYSのDOSでも動作が報告されています。
DOSのバージョンはV3.1L24以上なら大丈夫だと思います。
なお、空きメモリが十分にあった方がよいでしょう。(^^;)
この「HCV」の特徴を少し紹介しましょう。
◎:共通 ○:ファイルセレクタ ●:ビュー 2.0:V2.00での目玉機能
◎マウスでの簡単な操作(キーでの操作ももちろんできます)
◎先頭/最後/次頁/前頁ジャンプ機能
◎編集(エディタ呼び出し)機能
・ファイルセレクタでは、複数のマークファイルを呼び出すことが可能
・テキスト表示の先頭行にフォーカスを充ててジャンプ
・ダンプ表示の場合は、バイナリ編集呼び出し可能(RED,mifesのみ)
◎任意コマンド文字列入力(56バイトまで)
・コマンドログ機能(最新10個まで管理/解除)
・コマンドログファイル出力、再利用機能
・コマンドログ一覧選択実行機能
◎子プロセス実行後、復帰機能(レジューム機能)
◎MS-DOSコマンドモード機能
◎ヘルプ表示機能(スクロール、改ページが可能)
2.0 ◎カスタマイズファイル情報の内蔵化による性能改善
2.0 ◎その他多数の機能追加(詳細は『UPD200J.TXT』参照)
○ワイルドカード(*,?)指定でのファイルセレクタの起動
○ファイルセレクタでのマスク機能/ソート機能/ドライブ変更機能
○ファイルセレクタでのファイルの一括マーク機能/マークサイズ表示
○ぜとさん作の「zMBAT」との連携(ファイル操作が可能)
○拡張子がLZHファイルのファイルの中身表示機能
○とんたんさん&にっきさん作の「LODE」との連携
・OASLHAで圧縮したBINファイルをテキストとして表示可能
2.0 ○マウス位置でのガイダンスメッセージ表示機能
2.0 ○拡張子判断/コマンド起動実行機能
2.0 ○ディレクトリ別、ワイルドカード自動生成機能
●上下左右斜めスクロール(マウスで楽々快適操作)
●物理サイズに依存しない論理画面でのスクロール表示
・横幅が80けたを超える文章が折り返さずに閲覧可能
●バイナリファイル自動判別完全表示(16進、チェックサム、文字)
●テキスト/ダンプ表示動的切り換え機能
●スクロール速度の10段変速機能
●ビューからのファイルセレクタの呼出機能
●表示ファイル情報の表示機能
●マーク機能(ウィンドウ表示、7個まで可能)
・表示中の先頭行を番号で7個まで記憶/全解除
・マーク情報のファイル出力、再利用機能
●ジャンプ機能(ウィンドウ表示、7個まで可能)
・マークで記憶した番号に対応した行にジャンプ/マークの全解除
●検索機能(入力/選択ウィンドウ表示)・・・ 文字列入力以外はマウスで可能
・任意検索文字列の入力(32バイトで10個まで管理)
・検索文字列の一覧表示、選択(マウス、上下キー)
・一覧ウィンドウから新規に検索文字列の入力(その逆も↑↓キーで可能)
・今までの検索文字列の全解除
・終了時の検索文字列のファイル保存、再利用機能
・入力、選択直後の検索実行の種類選択
●上検索/下検索機能
・最新に入力した文字列を対象として表示の上方向/下方向に向けて検索実行
・検索文字列選択の文字列を対象として上方向/下方向に向けて検索実行
●全検索機能
・最新に入力した文字列を対象としてファイルの全てを検索して一覧表示して
選択行にジャンプ(最大768個まで表示)
最新の全検索結果は「タグ編」を押すことでタグファイル編集可能
既読行色付き表示も可能
●タグ編集機能
・最新の全検索結果を指定したファイル名で出力してエディタ起動編集
・ファイル出力は、追加/新規のどちらかを選択可能
●英大小文字の同一視、区別機能
・検索実行時に英大小文字を同一視扱いにするか、区別するかを指定可能
●定型メニュー選択/実行機能
●ファンクションの3段階切替え機能
・SHIFT、CTRL+SHIFTキーによる切替え
・マウスをファンクションの位置(25行目どこでもいい)に移動して右ボタ
ンクリックによる切替え
・PF11キーによる切替え
●TAB数切り換え表示と代替文字選択、及びTABの色選択機能
また、エディタ呼出時に表示TAB数で編集可能(2,4,8のみ)
●表示テキストの色/CR表示(↓)の色
●起動時(拡張子識別)目次自動生成/表示選択ジャンプ機能、既読行色付き表示
●起動後任意定義目次文字列選択ジャンプ機能
・Niftyの会議室のログ、HPのログも閲覧可能
・目的に応じた目次を20個まで定義可能
・拡張子に応じた目次の起動が可能
●指定範囲のファイルカット出力機能
・マウスとキーの両方で可能
・カット後に任意のコマンドを起動可能
・目次表示中に指定した目次のカット機能
●簡易マクロ機能
●標準入力表示機能(ex. DIR | HCV HCV < HCV.DOC)
2.0 ●カスタマイズファイル(HCV.CFG)のエディタ呼出/変更後再実行機能
2.0 ●富士通のYPSソース(.YAC)の変換・表示機能
2.0 ●C/C++キーワード/コメント行/指定キーワード色付き表示機能
その他いろいろできる(と思います 無責任^^;)
このようにHCVは、多くの機能を持っています。とても一言では説明できるもの
ではありませんが、多くの方のニーズが反映されているので、使っていて痒いところ
に手が届くのではないでしょうか。詳細は、以下に続く説明をご覧下さい。
〓□■ HCVを手に入れたらどうする ■□〓
ここではHCVを手に入れて起動するまでに最低限行わなければならない作業につ
いて説明します。そのままでも動作するかもしれませんが、必ずご一読ください
〓○● まずはHCVをインストールしなくちゃね ●○〓
フリコレ版のHCVでは次のファイルが含まれています。
┌───────────────────────────────────┐
│ HCV.DOC このドキュメント │
│ HCV.COM 実行プログラム本体を起動するローダー │
│ HCV.EXE 実行プログラム本体(今回は圧縮していません) │
│ HCV.HLP HCV起動時に参照する機能動作説明用ヘルプファイル │
│ HCV.CFG ユーザー独自のカスタマイズを行う機能設定ファイル │
│ HCVMBAT.EXE ぜとさん作のMBATを起動する実行プログラム │
│ HCVMBAT.DAT ぜとさん作のMBAT連携用のデータファイル │
│ HCVCUST.EXE HCV.CFGの定義情報のHCV.EXEへのカスタマイズ │
│ HCVYPS.EXE YPSエディタのソース(.YAC)の変換プログラム │
│ HCVAN.DOC ご利用後のアンケートお願いのフォーマット │
│ UPD200J.TXT HCV V1.00からの改版履歴 │
└───────────────────────────────────┘
インストール時には、最低『HCV.COM』『HCV.EXE』『HCV.HLP』『HCV.CFG』と、
『HCVCUST.EXE』をパスの通った同じディレクトリに置いて下さい。ぜとさん作の
MBATと連携する場合は、『HCVMBAT.EXE』『HCVMBAT.DAT』も同じディレクト
リに置いて下さい。(HCVYPS.EXEは、必要な方のみ)
※HCVの関連ファイルはレベルアップ時に備えてできるだけ同じディレクトリ
に置くことをお勧めします。
注意 ※「HCVCUST.EXE」は、圧縮していない「HCV.EXE」に対してカスタマイズをしま
す。DIET などの圧縮している場合は、復元してからカスタマイズしてください。
新たにディレクトリを作った場合は、「AUTOEXEC.BAT」ファイルの "SET PATH="に
追加して下さい。
┏[例]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃SET PATH=F:\;・・・[;F:\×××] ← []の中が追加ディレクトリ「×××」です┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
PATHの追加により"環境のためのメモリーが足りません"と表示される場合は、CO
NFIG.SYSファイル内の"SHELL="に"/E:320"のようにオプションスイッチを付けて環
境変数領域の設定を増やした後、システムを再起動して下さい。
環境変数領域の規定値は180バイトになっています。
┏[例]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃SHELL=E:\COMMAND.COM E:\ /P /E:320 ←環境変数を320バイトに設定(DOS V5.0)┃
┃SHELL=E:\COMMAND.COM E:\ /P /E:32 ←環境変数を512バイトに設定(DOS V3.1)┃
┃ └─ 16バイトのn倍になります。 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
〓○● 忘れちゃいけない環境セットアップだよ ●○〓
《作業域の環境変数を設定しよう》
HCVは、作業域として環境変数TMPで指定されたディレクトリを使用する場
合があります。HCVをより高速に使用したい場合はこのディレクトリをRAMデ
ィスク等にされる事をお勧めします。
環境変数TMPの設定は、AUTOEXEC.BATの中で次のように記述するとよいです。
┏[例]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ SET TMP=D:\ ←作業域をDドライブにする。┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
《マウスドライバを登録しよう》
マウスで操作する場合は、当然のことながらマウスがきちんと接続されているこ
とが必要です。また、CONFIG.SYSで最新のマウスドライバを必ず指定して下さい。
あと、マウスを表示するには、GDS.SYSの登録も必要となります。
┏[例]━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ INSTALL=E:\DOS\MOUSE7.COM (DOS V5.0) ┃
┃ DEVICE=E:\MOUSE.SYS (DOS V3.1) ┃
┃ DEVICE=E:\DOS\GDS.SYS ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
〓○● あなたの好みに合わせましょう(CFG) ●○〓
HCVには沢山の機能があります。そしてそれら機能の一つ一つを貴方の好みの
動作にするようにカスタマイズできます。HCVが貴方の好みの状態を知るために
『HCV.CFG』のファイルがあります。詳細の設定方法は「HCV.CFG」
内に記載してありますので、お手持ちのエディタでオープンして説明を読みながら
貴方好みに修正してあげてください。
HCV.CFGはHCVの持つ機能の殆どをカスタマイズする為に、結構な数の
質問項目をもっています。数が多いからといって諦めないでください。大抵の項目
は初期の状態のままで大丈夫です。そして実際に使っていて、HCVがこんな風に
ならないかなぁ?と思った時に開いてみてください。勿論、カスタマイズの時にも
HCV自体が強力な手段になります。検索や目次の機能を使う事で、カスタマイズ
したい項目を探す事ができますし、探した行をエディタに渡して修正を入れる事が
できます。
先ず最初に、必ずHCV.CFGの『エディタ起動』に関する部分だけは、貴方
のお使いのものに合わせておいてください。そこには著名なエディタに対する例が
幾つかあげてありますので、いずれかを選択する方法で大丈夫でしょう。
これさえあわせてあれば、あとは必要になった時に、必要な項目を自分流に調整
していく事ができます(それが一番の方法と思います)。
それと、覚えておいて頂きたいのは、HCVの表示状態からカスタマイズに入る
方法です。「CTRL」+「シフト」+PF2で一般のビュー状態から、HCVの
認識しているコンフィグファイルをエディタで修正する事ができます。そして、エ
ディタを終了して復帰すると「HCVCUST.EXE」が自動的に起動されて、
HCVは新しい状態で再起動されています。
(ただし圧縮してないHCV.EXEの時です)
〓○● 旧V1.00をお使いの方へ(重要) ●○〓
V1.00では、起動時に毎回HCV.CFGの内容を読み込んでいましたが、
V2.00からは、添付の『HCVCUST.EXE』で、HCV.CFGの定義
内容をHCV.EXEに書き込む方式に変更しています。これによりかなりの起動
性能改善がなされてます。提供時はデフォルトの設定になっていますので、エディ
タで修正したらHCVCUST.EXEを必ず実行するようにしてください。
HCVCUST.EXEの構文は以下の通りです。
HCVCUST [-e実行ファイル名] [-i定義ファイル名] [-?/H] [一行カスタマイズ指定]
-e実行ファイル名 : HCV.EXEのフルパス名を指定します(省略時はPATHのHCV.EXE)
-i定義ファイル名 : HCV.CFGのフルパス名を指定します(省略時はPATHのHCV.CFG)
-?/H : 簡単な使用方法を指定します。
一行カスタマイズ指定 : HCV.CFG内の[]セクションを除くHCV@で始まる1行の定義を指定
します。通常は、HCV.CFGの[StartCommand]の中に指定して
動的にある定義を変更する場合に使用します。
この指定があると、-e,-iオプションの指定は無効になります。
[使用例]
カット時の先頭付加文字=!#HCVCUST HCV@CutFileChar=》
〓□■ ようこそ、HCVワールドへ! ■□〓
インストールは、無事に終わりましたか? 当然のことですが、起動してあげない
ことにはHCVワールドに入ることはできません。
〓○● HCVを動かすにはどうしたらいいの? ●○〓
では、早速起動しましょう!
起動する時は、パソコンに向かって『動け、HCVッ!』と呪文を唱え・・・・
んなわけありませんね(^^; 仕切りなおして。
起動するには、MS-DOSのプロンプトに向かって、
A:\>HCV [<パラメータ>] (リターン)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
と、入力します。あ、このまま入力しないで下さい。ここで、<パラメータ>とはオプシ
ョンとファイル指定を表し、次のものがあります。
〈オプション〉
┌────────────────────────────────────┐
│● オプションを指定する時は、必ず '-'(ハイフン) か '/'(スラッシュ)で始めます。 │
├────────────────────────────────────┤
│ -行番号 ・・・・ ファイルを表示した時に「行番号」で指定された行を画面 │
│ の1行目に表示します。起動直後の1回目に限り有効です。 │
│ 省略すると、1(=ファイルの先頭)となります。 │
├────────────────────────────────────┤
│ -i数字 ・・・・ ファイルを表示する前に目次モードになります。 │
│ 「数字」で定義ファイルに設定してある何番目の『目次の │
│ 利用者定義文字列』を使用するか指定できます。 │
│ 〔参照⇒ HCV.CFG [StartIndex] 〕 │
│ ここで、0を指定すると定義ファイルで『起動時に目次を │
│ 作成する』に設定していても抑止することができます。 │
│ 〔参照⇒ HCV.CFG HCV@Index 〕 │
├────────────────────────────────────┤
│ -a ・・・・ ビュー起動時に自動目次起動(HCV識別インデックス)します。 │
├────────────────────────────────────┤
│ -m ・・・・ 定義ファイルで『マウスを使用しない(HCV@Mouse=No)』と │
│ 設定していてもマウスを使うことを指定します。 │
│ ただし、マウスドライバが組み込まれていないと無視され │
│ ます。 │
│ 〔参照⇒ HCV.CFG HCV@Mouse 〕 │
├────────────────────────────────────┤
│ -t[行数] ・・・・ ファイルをテキストモードで表示します。 │
│ 「行数」には、表示の時にファイルから読み込むテキスト │
│ の行数を1~6144の範囲で指定します。 │
│ 省略値は6144です。このオプションと後述の -bオプション │
│ は同時に指定できません。 │
│ 〔参照⇒ HCV.CFG HCV@MaxTextRead 〕 │
├────────────────────────────────────┤
│ -b[サイズ] ・・・・ ファイルをバイナリダンプモードで表示します。 │
│ 「サイズ」は、表示の時にファイルから読み込むバイト数 │
│ をKB単位で1~96の範囲で指定します。省略値は30 │
│ KBです。このオプションと前述の -tオプション は同時に指 │
│ 定できません。 │
│ 〔参照⇒ HCV.CFG HCV@MaxBinaryRead 〕 │
├────────────────────────────────────┤
│ -? ・・・・ 簡単なオプション一覧を表示します。 │
└────────────────────────────────────┘
〈ファイル指定〉
┌────────────────────────────────────┐
│ 選択/表示の対象となるファイルを指定します。単独のファイル名も指定 │
│ できますが、「*,?」のワイルドカードも指定できます。 │
│ (指定例.HCV.DOC, *.*, D:\DOC\*.DOC, H??.* など) │
│ 指定のワイルドカードにマッチするファイルが複数ある場合はファイルセ │
│ レクタ画面となります。 │
│ 〔参照⇒ HCV.CFG HCV@OneMatchFile 〕 │
│ ファイル指定を省略すると、HCV.CFG 定義のワイルドカードでファイルセ │
│ レクタが起動されます。 │
│ 〔参照⇒ HCV.CFG [StartWildCard] 〕 │
└────────────────────────────────────┘
例 1. HCV
→ 起動したディレクトリにある全てのファイルを対象にします。
例 2. HCV *.DOC
→ 拡張子 .DOC のファイルを対象にします。
例 3. HCV -t10 -i3 *.TXT
→ 拡張子 .TXT のファイルを 3番目の目次利用者定義文字列で目次を作成
し先頭から10行分だけの内容を表示する。
とりあえず、このファイルのあるディレクトリで「HCV(リターン)」として起動し
ましょう。
〓○● これだけ知ってりゃとりあえず大丈夫だよ ●○〓
本題に入る前に、PFキーについて簡単にふれておくことにします。
PFキーには、表・裏・裏の裏(表ではありません^^; )・裏の裏の裏(シツコイ)
の4種類があります。
つまり、PFキーには、そのまま押す、シフトキーと同時に押す、シフト+CTR
Lキーと同時に押す、CTRLと同時に押すの4種類があります。シフトキーやC
TRLキーを押したり放したりすると、これに合わせてPFキーの表示も変わりま
す。
画面には表示されていませんがPF11を押すと、表→裏→裏の裏→裏の裏の裏
→表・・・・の順にシフトキーやCTRLキーを押した時と同じように切り替えること
ができます。
マウスでは、マウスカーソルをシステム行、即ち、PFキーが表示されている行
に移動させて右ボタンを押すとキーボードのPF11を押した時と同じ動作をしま
す。
話がちょっと逸れましたが起動できましたか?
ファイル一覧にはHCV.DOCやHCV.EXEなどが表示されてますね?
では、早速、ドキュメントの続きを見ることにしましょう。
まずは、ファイルを選びます。ファイルを選ぶには、↑↓キーでカーソルを表示
したいファイルに合わせて実行キーかPF2(表示)を押して下さい。ここでは、
このファイル HCV.DOC を選択して下さい。
マウスで選択する時は、ファイルにマウスカーソルを合わせて左ダブルクリック
(左ボタンを続けて2回押す)します。
さて、画面にファイルの中身が表示されました。下の方を見たい時は↓キーを、
上の方に戻りたい時は↑キーを押して下さい。1行ずつ流れるようにスクロールし
て表示してくれます。一気に1画面分下を見る時はPF7(次頁)かシフト+↓キ
ーを押します。逆に1画面分上方向に戻る時はPF6(前頁)かシフト+↑キーを
押して下さい。
マウスでは、マウスカーソルを下の方に移動させて左ボタンを押すと左ボタンを
押している間、下の方にスクロールし、逆に上の方に移動させて左ボタンを押すと
左ボタンを押している間、上の方にスクロールします。マウスカーソルをPF7に
合わせて左ボタンを押すと次頁に、PF6に合わせて左ボタンを押すと前頁にジャ
ンプします。
もちろん、先頭/最後への一気ジャンプもできます。先頭へはPF4(先頭)を
最後へはPF5(最後)を押して下さい。
@! ここから80桁を越えています(179けたあります) !@
上下方向のスクロールだけではありません。HCVでは、横長のファイルも左右にスクロールさせて見ることができます。
先程の前頁/次頁への移動方法と同様にシフト+→キーで右端へ、シフト+←キーで左端にジャンプします。
マウスでは、マウスカーソルを右の方に持っていくと右側へ、左の方に持っていくと左側へ自動的にスクロールします。驚きでしょ? それだけで驚いてはいけません。斜め方向にもスクロー
ルできるんです。マウスカーソルを画面の左上・右上・左下・左上に移動させて左ボタンを押して下さい。
@! ここまで80桁を越えています !@
これで、上下左右にスクロールして表示することができましたね。
さて、ここで、もっと楽にスクロールできる『自動スクロール』機能をご紹介し
ましょう。
では、シフト+PF9(自動)を押して下さい。すると、
┌[ 自動スクロール方向変更 ]┐
│ 自動スクロール( 解除 ) │
│ 自動スクロール(左方向) │
│ 自動スクロール(右方向) │
│ 自動スクロール(上方向) │
│ 自動スクロール(下方向) │
└──────────────┘
のようなサブウィンドウが出てきます。カーソルを『自動スクロール(下方向)』
に合わせて実行キーを押して下さい。
マウスでは、マウスカーソルをPF9に合わせて左ボタンを1回押した(PFキ
ーの表示が『自動』に変わる)後、左ボタンを押して、さらにマウスカーソルを『
自動スクロール(下方向)』に合わせて左ボタンを押して下さい。
早すぎて読めない時や逆に遅すぎてイライラする時は、PF8(速度)を押して
10種類の選択肢の中からお好きなスピードを選んで下さい。パソコン通信で目が
慣れている速さに最も近い『中速 0.1秒Wait』が最適かと思います。(^^;
┌[ スクロール速度変更 ]┐
│ 最低速 3秒wait │ 遅い 眠くなります
│ 低速 2秒wait │ ↑ (^o^)クァー
│ 低速 1秒wait │ │
│ 低速 0.5秒wait │ │
│ 中速 0.3秒wait │ │ この当たりが
│ 中速 0.2秒wait │ │ (^^)
│ 中速 0.1秒wait │ │ ちょうどいい
│ 高速 0.05秒wait │ │
│ 高速 0.01秒wait │ ↓ (・_・)
│ 最高速 0秒wait │ 速い 目が疲れます
└────────────┘
自動スクロール中に空白キーを押すと一時停止できます。一時停止中に押すと、
再開します。
自動スクロールを止めたい時は、始めた時と同じキーシフト+PF9(自動)を
押して、今度は『自動スクロール(解除)』を押して下さい。
※自動スクロールは、上下左右の最後までスクロールを完了すると自動的に解除さ
れます。
HCVの起動から取り合えずファイル内容を見られるところまで、簡単に説明し
て来ましたが無事に読んでくることができましたか? HCVは、使えば使うほど
『便利さ』を感じさせてくれます。
次の講座が始まるまで、予習・復習を兼ねてコーヒー片手にヘルプ画面をご覧に
なりながら、お使いになってみて下さい。
ヘルプ画面へは、ファイルセレクタ画面からはPF9(ヘルプ)で、ビュー画面か
らはシフト+CTRL+PF9(ヘルプ)でジャンプできます。
ヘルプ画面は、PF12でも表示されますのでお試しあれ。
〓□■ HCV-ア・ラ・カ・ル・ト- ■□〓
ここではHCVの多彩な機能を紹介していきましょう。まずは、ファイルセレクタ
からです。
〓○● ファイルセレクタ -ア・ラ・カ・ル・ト- ●○〓
HCVは、ただ見るだけのビューワーではないんです。
ファイルセレクタを持っていて色々なファイルを選択しながら、そのファイルに
合わせた形式で見ることが出来るビューワーなのです。
えっ!「ファイルセレクタ」って何かっ?・・・先ずは、HCVのビューワーで
表示するファイルを選択出来る画面の事だって覚えておきましょう。
論より証拠です!初期設定がすんでいるのなら、取り合えず、このドキュメント
のあるディレクトリで、「HCV」とだけコマンドを打ちましょう。すると、画面
左側半分ににファイル名がずらりとならんだ、ファイルセレクタが現れるはずです。
そしたら、「上向き矢印キー」や「下向き矢印キー」を使って、反転しているファ
イル名を「HCV.DOC」にあわせて「実行キー」を押しましょう。そうすると、
HCVの中心機能のビューワーが現れてきます。
ほら、HCVの使用説明書の続きが読めるでしょ!。
そうです。コマンド「HCV」の呪文を唱えると、見たいファイルをファイルセ
レクタで選びながら、どんどん切り換えて見ていく事ができるのです。
えっ!
どうせファイルセレクタがあるんだったら、ただ見るだけじゃなくて編集とか、
削除とか,コピーとか・・・・色々したいって?
贅沢,贅沢・・・えーい贅沢者!ってな事を言いつつ、実はHCVから出来ちゃ
います。でも、HCVだけではとってもやり切れないので、色々なソフトにお手伝
いしてもらいます。
まず、必要なソフトウェアを一覧しておきましょう。
◇ファイル編集 :エディター(普段使ってるのでいいですよ)
◇ファイル操作 :MBAT.COM(ぜとさん作)
◇ツリー表示/移動 :MIET.EXE(IYYさん作)
◇LHA書庫対応 :LHA.EXE(吉崎さん作)
◇OASYS バイナリ文書対応:LODE.EXE(とんたんさん&にっきさん作)
必要なソフトが多いって諦めないでください。いずれも使い方で便利なソフトウ
ェアですから、お持ちでなければこの際に是非入手しましょう。そうすれば、HC
Vはフリーソフトならではの連携技を見せてくれます。
以下、この章では、HCVのファイルセレクタを使って出来ることを、説明をし
ていきましょう。
〓☆★ 一覧ファイルを編集するには? ★☆〓 「PF1」
「ファイルを編集(エディット)したい!」って思ったら、どうします?
まず、編集したいファイルをHCVに教えてあげる必要がありますから、カー
ソル(反転している行)を「↑」キーや「↓」キーを使って編集したいファイル
に合わせてあげましょう。
それから、ファイルをエディットしたいわけですが、「エ」ってわけにはいき
ませんから、エディット=Editで「E」キーを使う事にしましょう。
「E」キーを押してみましたか? そうすると画面中央下にHCV.CFGに
登録しておいたコマンドが表示されましたよね。編集したいファイル名とかオプ
ションとかが、そのままで問題なければ、「実行」キーを押しましょう。
確かに、エディタが起動されましたね。
折角コマンドが表示されていますから、このコマンドも編集しちゃいたいです
よね。
たとえば、普段のテキスト編集は80桁だけど、今は120桁/行で編集した
いとか、8桁のタブを4桁にして編集したいとか・・・・
その時には、編集用コマンド列が表示されている時に、「←」キーや「→」キ
ーでカーソルを移動してコマンドを変更し、「実行」キーで、今修正したコマン
ド列に従って、実行されます。
さて「E」キーも面倒だと仰るあなた!「シフト」キーを押しながら「実行」
キーを押してみましょう。先程と全く同じ様に、編集コマンドの確認ウィンドウ
が現れましたね。
マウスをお使いの貴方はさらに楽をしましょう。先に矢印キーで試したように
マウスで編集したいファイルを選びます。このときにマウスカーソルを編集した
いファイルに合わせたら、まず左クリックを一回するのが「コツ」です。
それから、マウスを画面最下行にある編集という所ち持っていき、左クリック
します。
┌マウスで──┐
│「編集」 ├─┐
└──────┘ │
┌──────┐ │ ┌──────┐ ┌──────┐
│「PF1」 ├─┼→│コマンド編集├→│「実行」 ├→エディタ
└──────┘ │ └──────┘ └──────┘
┌──────┐ │
│シフト+ ├─┘
│「実行」キー│
└──────┘
〓☆★ ファイルの内容を表示するには? ★☆〓 「PF2」
HCVは「ビューワー」ですから、ファイルの内容を私達の目に見えるかたち
で表示することができます。ファイルセレクタからビューワーを起動したい時に
は、Viewの「V」キーを押すか、単に「実行」キーを押すかすれば、テキス
ト形式のファイルに対してはテキストモードで、バイナリファイルに対してはダ
ンプモードで「ビューワー」が起動されます。
HCVに、表示するファイルを教えてあげる為に、「↑」「↓」キーを使って、
ファイルを予め選択をしておく事も忘れないでください。
マウスをお使いの貴方は、表示したいファイルにマウスカーソルを合わせて、
最下行のコマンドから「表示」を選択するか、もっと簡単に左ボタンをダブルク
リックする事でも起動できます。
┌マウスで──┐
│「表示」 ├─┐
└──────┘ │
┌──────┐ │
│「PF2」 ├─┼→ ビューワー
└──────┘ │
┌──────┐ │
│「実行」キー├─┘
└──────┘
〓☆★ HCVからコマンド実行するには? ★☆〓 「PF3」
ファイルセレクタで操作していたら、ちょっとしたMS-DOS(TM)のコマン
ドを実行したくなった・・・!。そんな経験は誰にでもあります。
そんな時は、HCVのシェル機能/コマンド実行機能を使用しましょう。
HCVからコマンドを実行出来る状態は、大きくわけて2種類あります。
一つはHCV.COMやHCV.EXEをメモリー上に残したまま(動作状態
のまま)MS-DOSの環境を呼び出す方法。そして他方はHCV.COMだけ
をメモリー上に残しておいて、HCV.EXEを一旦終了し、指定したコマンド
が終了したら、HCV.COMがHCV.EXEを再度起動する方法です。
HCVのファイルセレクタからコマンドを実行する方法にも2種類あります。
ッ 「CTRL」キー+「実行」キー
ー 「PF3」キー,「H」キー,マウスで「シェル」をクリック
ッ はHCVからのコマンド実行状態の前者で、ー は後者にあたります。
ッの方法では、MS-DOSのコマンド状態と同じになりますので、処理終了
したあとには「EXIT」と入力する事で、HCVに戻る事ができます。
ーの方法では、MS-DOSのコマンド状態ではなく、HCVのファイルセレ
クタ画面の中央部に、一行分のコマンドラインのウインドが現れます。
この一行コマンドライン上で起動したいプログラム名を入力して起動します。
HCV.CFGで「HCV@CommandMode」 が設定されていると、これまでに入力
したコマンドが10個分まで一覧表示されますので、その中から選択して実行し
たり、一部を修正して実行したりする事ができます。
┌マウスで──┐
│「シェル」 ├┐ ┌───────┐
└──────┘├→│コマンド一覧 ├─┐
┌──────┐│ └┬──────┘ │ ┌────┐
│「PF3」 ├┤ ↓Iキー/Uキー ├→│「実行」│→シェル
└──────┘│ ┌┴──────┐ │ └────┘
┌──────┐├→│コマンド入力 ├─┘
│「H」キー ├┘ └───────┘
└──────┘
〓☆★ ファイル名表示をソートするには? ★☆〓 「PF4」
目的のファイルを探したり、ディレクトリ内のファイル一覧をを見やすくする
為には、後述するマスクの機能と、ソートの機能が便利です。
この機能を使えば、ファイル名順に並べて表示したり、拡張子順にならべたり
する事ができます。
HCV.CFGで、初期の並び順が設定できますが、ファイルセレクタからソ
ートを選択すると、一時的にこの初期の並び順から変更する事ができます。
起動方法はソートの「S」キーまたは「PF4」キー,そしてマウスからは「
ソート」のクリックです。HCVがソートの選択肢を表示しますので、5種類の
中から選んであげてください。
┌マウスで──┐
│「ソート」 ├┐ ┌マウスで───┐
└──────┘├→│キーを選択 ├────────┐
┌──────┐│ └───────┘ │
│「PF4」 ├┤ ├─→ソート
└──────┘│ ┌←→で────┐ ┌────┐│
┌──────┐├→│キーを選択 ├─→│「実行」├┘
│「S」キー ├┘ └───────┘ └────┘
└──────┘
〓☆★ 別のドライブへ移動するには? ★☆〓 「PF5」
今、HCVを起動してファイルセレクタの状態にあります。そして、貴方の見
たいファイルは、他のドライブにあります。そんな時には、このドライブ移動キ
ーを使用しましょう。
使い方は簡単です。
ッ マウスで「ドライブ」を選択する
ー 「PF4」キーを押す
ア 「L」キーを押す
イ マウスをファイル一覧に位置付け右クリックする
以上のッからイのいずれかの操作で、ドライブ選択ウインドが出て来ますので、
「↓」「↑」キーを使用して選択し「実行」キーを押すか、マウスで希望のドラ
イブをダブルクリックします。
カスタマイズによっては、ドライブ入力ウィンドウが表示されますので、移動
するドライブ名をキー入力します。この状態でドライブ選択ウィンドウを表示す
るには、入力ウィンドウのタイトルバーをマウスが左クリックします。
┌マウスで──┐ ┌マウスで───┐
│「ドライブ」├┬→│移動ドライブを├───────┐
└──────┘│ │左クリック │ │
┌──────┐│ ├───────┤ ┌────┐│
│「PF4」 ├┼→│「↓」/「↑」├→│「実行」├┼→ドライブ移動
└──────┘│ └───────┘ └────┘│
┌──────┐│ ↑ │
│「L」キー ├┤ ┌マウスで──┴┐ │
└──────┘│ │タイトルバー │ │
│ │左クリック │ │
│ └──────↑┘ │
│ ┌──────┴┐ │
└→│ドライブ入力 ├───────┘
└───────┘
〓☆★ 表示するファイルを限定するには? ★☆〓 「PF6」
あなたのディレクトリにはファイルが一杯につまっていませんか?
DOCやEXEやCOMやBATや・・・ついでにMAGやTIFまで・・。
HCVのファイルセレクタで、ファイル一覧が出てきたのはいいけど、目的の
ファイルはさていずこ?・・・。上へ下へのスクロールも大変だ!
そんな時には、ファイルセレクタの表示ファイル名を限定させてしまいましょ
う。
MS-DOSで「DIR」っての使った事がありますか?DIRもその後に指
定すれば表示を限定できますよね。それと同じ機能なんです。
先ずは、HCVに表示ファイルを限定するよって教えましょう。
ファイルを見つけ易くしますからFile maskの「F」キーを使う事に
しましょう。
マウスの方は画面右上のディレクトリ表示ウインド内のマスク条件をクリック
しても結構です。そうすると、はい!入力ウィンドウが現れましたね。
ここで、どんな風に限定するのかをワイルドカード「*」を使ってHCVに教
えてあげましょう。例えばHCV.DOCを探したいのならば、「*.DOC」
とかっていうのが一般的でしょうか。もっと限定したければ、「H*.*」とか
「H*.DOC」とかってのもいいでしょう。
現在の表示ファイル限定の状態は、画面右上の状態ウインド内に「マスク」で
表示されています。もし、あるはずのファイルが表示されない時には、ここを確
認してみてください。
HCV.CFGの設定で入力ウィンドウでなく選択ウィンドウが現れる場合も
あります。選択ウィンドウを表示するには「W」キーを押すか、入力ウィンドウ
のタイトル部を左クリックします。
最後に、表示するファイルを限定したら、元に戻す場合も覚えておきましょう。
勘のいい貴方ならもう気付きましたね。「*.*」(びっくりした目!)が合
言葉です。
┌マウスで───┐
│「マスク」条件├┐ ┌────────┐
└───────┘├─┤マスク条件の入力├─┐
┌──────┐ │ └───┬────┘ │
│「F」キー ├─┘ ┌───↓────┐ ├→ 表示ファイルのマスク
└──────┘ │入力ウィンドウタ│ │
│イトル部クリック│ │
└───┬────┘ │
┌──────┐ ┌───↓────┐ │
│「W」キー ├───┤マスク条件の選択├─┘
└──────┘ └────────┘
〓☆★ ファイルを複写/削除何でもOK! ★☆〓 「PF7」
さて、お待ちかねのファイル操作の項目になりました。でもHCVだけではフ
ァイル操作はできません。必ず、ぜとさん作のぜとのMBAT(ZMBAT)を
入手してください。ZMBATは、通常のファイル複写や削除を手始めに、LH
Aの書庫の圧縮/解凍,ISHの操作,各種差分の作成,各種圧縮ファイルの操
作、そして学習機能によるカスタマイズに対応している多機能ファイルメインテ
ナです。そして、これを装備する事でHCVが、ただのファイルセレクタからフ
ァイルマネージャーへと変身します。
ぜとのMBATの操作方法の詳細は、ZMBATのドキュメントに譲ることに
しましょう(余りに多機能で書ききれないのが本音ですが・・・)。
HCVから、ZMBATを使う際の特徴を1点だけ挙げておきましょう。
ZMBATは、ファイル予約機能(ZMBAT用の予約ですよ)を使う事で、
多彩な機能を発揮します。そして通常はこのファイル予約をZMBATの「F」
キーの機能を呼び出して、登録するのですが、HCVはこのファイル予約の部分
を代行してくれます(勿論通常の動作も可能です)。
この機能により、スピーディーにZMBATの目的とする機能を呼び出して使
う事が出来る様になっています。そして、勿論HCVの特徴である、「全ての選
択はメニューから」の思想も生きていますから、マウスオペレーションだけでも
ZMBATを使いこなせる様に配慮されています。
ぜとのMBATの起動は「Z」キーまたは「PF7」そして、マウスでは「Z
MBAT」のクリックで行えます。
┌マウスで──┐
│左余白をクリック├──────────┐
└──────┘ ┌──────┐│ ┌────┐
┌───────┐→│「PF7」 ├┼──→│「実行」│→シェル
│カーソルを │ └──────┘│ └────┘
│ファイルへ移動│ ┌──────┐│
└───────┘→│「Z」キー ├┘
└──────┘
〓☆★ ファイルを予約して一括操作だ~ ★☆〓 「空白」「HOME」
ファイルを予約すると、何かいいことがあるのだろうか?
あなたはA.TXTとB.TXTとC.TXTの三つのファイルを同時に編集
したいと思った事はありませんか?
貴方の使っているエディタがマルチファイルに対応していれば、それも出来る
はずですね。でも「↑」「↓」で選択できるのは一個だけ・・・。
どうぞ、ご心配なく!
HCVのファイルセレクタでは、ファイルの予約ができます。
予約のしかたは、反転表示を目的のファイルに合わせて、「空白」キーを押す
かマウスをご利用の方は「マーク」をクリックしても結構です。
さらに、マウスをご利用ならば、ファイル一覧のウインドの中で、目的のファ
イル名の左側の空白をクリックする事でも予約ができます。予約されたファイル
にはファイル名の左側に「*」のマークがつきます。
全体を予約/解除するには、「HOME」キーを活用すると便利です。
あとは「編集」キーを押せば、「*」のマークがついたファイルが全てエディ
タに渡されてマルチファイルの編集が可能になります。
このマーク(予約)機能は、編集だけでなく、この前に説明したZMBATを
利用する時に、とっても強力な助っ人になります。たとえば、沢山のファイルを
マークしておいて、ZMBATで複写の機能を選択すると、それらを一括して複
写したりできる様になるわけです。
┌────────────────────┐マーク継続
│ ┌マウスで──┐ │
├→│左余白をクリック├───────────┤
│ └──────┘ │
│ ┌───────┐ ┌──────┐│
└→│カーソルを ├──┤「空白」キー├┴─→編集/ZMBAT等
│ファイルへ移動│ └──────┘
└───────┘
〓☆★ ツリー表示でディレクトリ移動だ~ ★☆〓 「PF8」
MS-DOSではディスクに階層ディレクトリを作って管理すると便利ですね。
でも、ディレクトリが多いと下位のディレクトリから一旦上に上がって、それ
から目的の所へ降りていく・・・とディレクトリ間の移動が面倒です。
HCVでは手軽に移動する為に、IYYさん作のMIET.EXEを利用して、
ディレクトリ間の移動を行います。これを利用する事で、ディレクリ間を飛び回
りながら編集に表示にファイル操作とアクティブになれます。
MIET.EXEを呼び出す方法は、またまた簡単です。「PF8」を押すか、
マウスで画面最下行の「ツリー」をクリックするかだけです。
あとはMIET.EXEの画面内で「↑」「↓」キーを使って希望のディレク
トリを選択し「実行」キーを押すと、そこはもう希望のディレクトリです。
MIET.EXEはパスの通ったディレクトリに置いてあげましょう。
←── MIET.EXE ──────→
┌マウスで──┐ ┌マウスで───┐
│「ツリー」 ├┬→│ディレクトリを├───────┐
└──────┘│ │クリック │ │
│ └───────┘ ├→ドライブ移動
┌──────┐│ ┌───────┐ ┌────┐│
│「PF8」 ├┴→│「↓」/「↑」├→│「実行」├┘
└──────┘ └───────┘ └────┘
〓☆★ 書庫ファイルの参照をするには? ★☆〓 (基本)
拡張子が“LZH”のファイルって何だか知ってますか?
えっ!常識だろって・・・。そうですね。LHAの書庫ですよね。
でも、書庫をTYPEしても、中のファイルを見る事はできませんよね。
HCVは、ファイルセレクタまたはコマンドラインから、拡張子が“LZH”
のファイルを選択されると、書庫対応の機能が働きます。そして、書庫の中身の
一覧を表示して表示するファイルを選択する様に要求します。
まあ簡単な話、書庫の中身もファイルを選択しながら見る事が出来るって事で
す。
そのためには・・・先ずLHA.EXEを準備しましょう!。
パスの通ったディレクトリに格納する事も忘れないでくださいね。
操作方法は、書庫だからといって特に変わった事はありません。
普通に「実行」キーを押すか、マウスでダブルクリックするか、「V」キーを
押せばいいのです。
┌マウスで───┐
│ダブルクリック├┐ ┌────────┐
└───────┘├─┤書庫内ファイルの├─→ 解凍/表示
┌──────┐ │ │選択 │
│「V」キー ├─┤ └────────┘
└──────┘ │
┌──────┐ │
│「実行」キー├─┘
└──────┘
〓☆★ 拡張子ごとにコマンドを実行したい時は? ★☆〓 (応用)
HCVでは、10個までの拡張子に対して実行するコマンドとオプションを定
義できます(詳細は、HCV.CFG参照)。ファイル一覧で反転カーソルを目
的のファイルに合わせて、「X」キーを押してみて下さい。定義したコマンドに
反転しているファイルが組み合わされていますね。あとは実行するだけです。
〓☆★ ディレクトリごとにワイルドカードを変えたい時は? ★☆〓 (応用)
HCVでは、20個までのワイルドカード文字列を定義できます。しかし、デ
ィレクトリごとにファイルの拡張子は違うし、ディレクトリ別にワイルドカード
を毎回入力するのは面倒ですよね。そういう貴方のために、ディレクトリごとに
ファイルの拡張子を検出して、ワイルドカード一覧を生成する機能がHCVには
あります。(詳細は、HCV.CFGのHCV@WildAutoの項を参照)。
これで、ファイルをマスク(限定)するのが楽になるはずです。
〓☆★ OASYS文書も見られるんだよ~ ★☆〓 (応用)
OASYS文書が見られる・・・といっても、OASYSの文書フロッピーを
直接見ることが出来る訳ではありません。MS-DOSのファイルとして取り出
したOASYSのバイナリデータをLODE.EXEの変換を通して見る事がで
きるのです。
なぁ~んだ、DOSファイルだけか!と思わないでくださいね。
このバイナリデーターはひでぽんさん作のOASYS文書統合ユーティリティ
OASLHA.EXEや、<takt>さん作のMOB.EXEが作ってくれま
す。あと、かの富○通さんのJOIN-OASYSや、通信パーソナルサービス
ATがNIFTYに対してバイナリ送信したファイルをMS-DOSで受信した
時にもできるんですよ。
そして、OASYS文書は、通常でも横40桁、拡張すると128桁まで広が
りますから、通常の80桁(半角)のビューワーでは非常に見にくくなってしま
います。HCVではファイルの桁拡張を意識する事なく、この128桁の世界を
スクロールしながら見る事ができるのです。
えっ?LODE.EXEからも見られるって・・・・でもね、HCVで見ると
LODE.EXE単体では出来ない事も一杯できるんですよ。検索したり、カッ
ト編集したり・・・・そして見られる文書の大きさも格段にちがいます。
あなたが、LODE.EXEを使っているのでしたら、一度試してみてくださ
いね。
両方を、使い分けたくなること間違いありません。なんたって、LODE.E
XEの作者が直々に言ってる事ですから・・・保証付き!。
OASYSバイナリファイルへの対応機能を使うには、とんたんさん&にっき
さん作のLODE.EXEを入手しましょう。そして、その中から最低、LOD
E.EXEとLODE.DEFをパスの通ったディレクトリにおいてください。
後は、普通のファイルを見るのと変わりません。普通に「実行」キーを押すか、
マウスでダブルクリックするか、「V」キーを押せばいいのです。拡張子がBI
NであるOASYSのバイナリファイルであればHCVがLODEを起動してD
OSテキストに変換/表示してくれます。
ひでぽんさん作のOASLHA.EXEが作る書庫の場合は、HCVはもう少
し機能してくれます。OASLHA.EXEの作る書庫のインデックスファイル
を参照して、OASYS文書題名を表示しますので、OASYSの文書題名で変
換/表示するファイルを選択する事ができます。
┌マウスで───┐
│ダブルクリック├┐
└───────┘├───────────┬→ 変換/表示
┌──────┐ │ │
│「V」キー ├─┤ ┌────────┐│
└──────┘ ├─┤BINファイルの├┘
┌──────┐ │ │選択 │
│「実行」キー├─┘ └────────┘
└──────┘
〓○● ファイルビューワー -ア・ラ・カ・ル・ト- ●○〓
HCVページャーは普通に使えば「普通のページャー」、工夫して使えば「高機
能なページャー」になります。
そこでHCVページャーを「高機能なページャー」にする為にいろんな使い方を
説明します。
その前にこのHCV.DOCをHCVで見てみてください。その方がこれからの
説明を100倍面白く楽に理解する事ができます。
では、準備はいいですか?授業を始めま~す(チリーン、チリーン)
〓☆★ 表示中のファイルを編集するには? ★☆〓
まずはこのHCV.DOCをお手持ちのエディタで編集する方法を説明します。
【その前に・・・・】
はやる気持ちを抑えて編集する前に必ずやって置かなければなりません。それ
はエディタとして何を使うかとそれをHCV.CFGに設定する事です。
使うエディタの設定はHCV.CFGの「HCV@EDITOR」で行います。確認でき
ましたか?
《アドバイス》
呼び出すエディタはHCV.CFGの「HCV@EDITOR」で指定する事ができ
ます。また、RED、MIFES、VZをご使用の場合は表示中の行までジ
ャンプさせる事ができます。これは「HCV@EditTopLine」で指定できます。
それ以外のエディタをご使用の方もご安心ください。もし、エディタにジ
ャンプ行の指定できるパラメータがあれば「HCV@EDITOR」で$lマクロ(現
在の行)を使用する事で行えます。
【それじゃ編集してみよう】
確認ができたらPF1-編集-を押してください。これで編集する事ができま
す。
《他のオペレーション》
・PF1(編集)マウス左クリック
・Eキーを押す
・Shiftキーを押しながら実行キー(リターンでも)を押す
〓☆★ 表示中のファイルの詳細情報は何? ★☆〓
このHCV.DOCのサイズ、日付を見てみましょう。えっ?ファイルセレク
タに戻ればいいだろうって?
もちろんそれでもできますが、HCVページャーでもできます。
Gキーを押してください。できたでしょ(^◇^)
《他のオペレーション》
・最上行のファイル名をマウス左クリック
〓☆★ テキスト表示とダンプ表示切替えだ ★☆〓
HCVページャーはどんなファイルでも表示する事ができます。それもそれな
りの形で表示します。テキストファイルならテキスト表示、他のファイルならダ
ンプ表示という風に。
それではこのHCV.DOCで試してみましょう。Rキーを押してください。
表示が終了したらもう一度Rキーを押して帰って来てね。
《他のオペレーション》
・最上行のHCVをマウス左クリック
〓☆★ ファイルをスパッとカットするには ★☆〓
貴方は今見ているファイルをスパッとカットしたいという衝動にかられた事は
ありませんか?
おまかせください。HCVページャーなら大丈夫です。行単位でカットできて
おまけに好きなコマンドを実行する事ができます。
例えば、ファイルの一部だけを印刷したいというような事が簡単にできます。
それではファイルの一部を印刷するという例を元に説明しましょう。
【その前にちょっと準備】
その前に確認しておかなければならない事があります。もしかすると標準で入
っているかもしれませんが、一発で成功させる為にも必ず確認しましょう。
【カットファイル名の設定】
HCV.CFGの「HCV@CutFileName」 を見てください。これはカットした部
分を格納するファイル名の指定になります。いろいろな設定の方法がありますの
で以下を参考にして貴方の環境にあったものにしてください。
●カットファイル名はいつも変わるのよねぇー
そういう貴方は何も設定しない方がいいでしょう。何も設定しなければカッ
トのたびにファイル名を指定する事ができます。
●カットファイル名をいつも入力するのは嫌!!
そういう貴方はきちんとファイル名を設定しましょう。この時ファイル名の
みの時は環境変数「TMP」配下にファイルを作成します。これがちょっと都
合悪い方はフルパスで設定するといいでしょう。
【カット時起動コマンドの設定】
次にHCV.CFGの「StartCutAfterCommand」を見てください。ここには、
カット時に起動するコマンドを指定します。また、カットファイル名はマクロで
用意されていますので、それを使います。
ここではファイルを印刷しますから、以下のようにしてください。
┏━━━━━━━━━━━━┓
┃ファイルの印刷=PRINT %p ┃
┗━━━━━━━━━━━━┛
【その他には??】
上の2つの設定だけでも動作しますが、さらに細かい設定をする場合はHCV
.CFGの設定を調整してください。
「HCV@CutFileChar」
これはカット時に行の先頭に付加する文字列です。
「HCV@CutFileMode」
カットファイル名で同じものが存在する場合の処理を選択します。
【それではやってみよう】
準備お疲れ様でした。それでは早速やってみましょうね。
CTRL+SHIFT+PF4-カット-を押してください。ファンクション
の表示が「開始行」になったでしょ。これで開始行を指定します。
開始行は画面の最上行を目的の行に合わせて「リターン」を押します。おや、
するとファンクションは終了行になりました。そして終了行を指定します。
終了行は画面の最下行を目的の行に合わせて「リターン」を押します。これで
カットは終了です。
すると「置換ファイル名」というウィンドウが出現しました。ここに入力した
ファイル名にカットした内容が格納される事になります。
次には起動コマンド一覧が表示されていますね。今回の目的は印刷ですから、
この中から「テキストの印刷」を選択してください・・・・うまく行きましたか
《他のオペレーション》
・Kキーを押す
・ファクションでPF4-カット-を選択後、右クリックで開始/終了行を選
択。
※プリンタがない方へ(私も一人)
「印刷」を「編集」に、そして「print」をお手持ちのエディタに置き換
えて見てください(^^;
〓☆★ テキストファイルは目次で見るべし ★☆〓
【普通に使ってみよう】
DOC等のテキストファイルをただ見ていると、つい「え~い、やめた」って
思う事も多いでしょう(ソレハワタシダケ(^^;)
そこで生まれたのが目次機能です。テキストファイル中で印となる文字列をH
CV.CFGで指定して選択する事によりその行だけを表示します。もちろんそ
の表示されたものを選択する事でその行を表示します。
百聞は一見にしかず・・・・・。早速試してみましょう。
HCV.CFGの「StartIndex」に以下の行を追加してみてください。
┏━━━━━━┓
┃HCVのDOC=〓 ┃・・・目次のタイトル=目次識別文字列
┗━━━━━━┛
そしてHCVページャーでこのDOCを表示させてください。そしてPF9を
押してください。ウィンドウが表示されたでしょ。その中から「HCVのDOC」って
いう項目を選択してください・・・・・・・。
ジャ~ン!!お見事!!目次が表示されたでしょ?
あとは表示された目次から表示させたい項目をリターンキーで選択してくださ
い。分かりましたぁ~。
選択した目次を実行すると、それにマッチした行があれば目次一覧ウインドウ
が表示されましたね。あとは、一覧から任意の行に反転カーソルを移動してリタ
ーンキーか左クリックすれば、その行にジャンプします。目次一覧からビューに
ジャンプした状態では「HCV目次モード」となっており、連続して目次一覧を表
示することができます。この場合は、ファンクションの「目次」を再度押すか右
クリックするだけです。
《他のオペレーション》
・Iキー
・マウスでPF9-目次-をクリック後、目的の目次を左クリック
《アドバイス》
・目次識別文字列は複数指定する事ができます。この時は「,(半角)」で区
切って指定します。
・目次識別文字列は先頭から空白(全角、半角)以外の文字列を判断し目次
識別文字列としています。
【DOCに合った目次を自動で】
HCVページャーでは目次表示を自動的に行うことができます。これには2つ
の方法がありますので、お好きな方を使ってください。
おっと、その前に必ず設定しなければならない事がありました。それを先に説
明しましょう。
HCV.CFGの「HCV@Index」 を見てください。これは目次表示を自動で行
うかどうかを設定するものです。自動表示を行わせる場合は「YES」 を設定して
ください。
●目次識別文字列はファイル毎に違うしなぁー。
そういう貴方も大丈夫です。HCVページャーではテキストファイルの1行
目に記述している識別文字列を判断できます。
その設定は目次表示させたいファイルの1行目に以下のように設定します。
┏━━━━━━━━━━┓
┃INDEX=目次識別文字列┃
┗━━━━━━━━━━┛
試しにこのHCV.DOCで試すなら1行目の以下のような記述を追加する
といいでしょう。
┏━━━━┓
┃INDEX=〓┃
┗━━━━┛
「えーでもファイルを編集するのは・・・」って人はいませんか?そういう
人はもう1つ方法があります。
HCVの起動オプションに「-i」というのがあります。これはHCV.C
FGに設定している目次識別文字列の何番目を使うかを指定するオプションで
す。例えば「HCVのDOC」が5番目に設定されていれば、起動オプションを以下
のようにすれば自動的に目次表示されます。
┏━━━━━━━━┓
┃HCV -i5 HCV.DOC ┃
┗━━━━━━━━┛
【目次を使ってカット】
前に説明したカット機能を目次一覧から使う事ができます。目次一覧でのカッ
トでは範囲を指定する必要はなく選択した目次の行から、次の目次の前の行まで
を範囲とします。
前に説明した時と同じようにある項目部分を印刷してみましょう。
まず、HCV.DOCを目次表示してください。方法は前に説明した通りです
そして、SHIFT+Cキーを押してください。ほらほら、カットの時の同じ
ようになったでしょう。ここから先は「ファイルをスパッとカットするには」を
見てください。
《他のオペレーション》
・該当目次の左ウィンドウ枠を左クリック
【目次用のタグファイルを作成しよう】
HCVページャーの目次機能は表示するするだけではありません。そう、タグ
ファイルと呼ばれる一種のインデックスファイルを作る事ができます。えっタグ
ファイルを知らない?よくエディタでタグジャンプ機能ってあるでしょ。それに
使う専用のファイルです。
その方法はSHIFT+Iです。そうすると環境変数「TMP」配下に、??
???.IDXというファイルができます。?????は分からない訳ではない
んですよ。ファイルのベースファイル名になります。
例えば、HCV.DOCの目次ならHCV.IDXというファイルができる訳
です。
あとはこのファイルをコピーするなりしてちゃんと保存してくださいね。DO
SをIPLすると消えてしまうかもしれませんよ。
〓☆★ マークそしてジャンプ!!とぉ~ ★☆〓
【今、見ている事をマーク】
今、見ている時、突然全然別の所をみたくなる時ってありませんか?ちなみに
私はよくあります。気が多いというかなんというか。
そういう時に限って今まで見ていた所に戻るのが面倒なんですよね。そんな時
はしっかりメモしましょう。
それがマーク機能です。
その方法はマークしたいページに行ってMキーを押してください。すると、マ
ーク番号登録ウィンドウが表示されます。HCVページャーでは最大7個のマー
クする事ができるので、マークしたい番号を入力(1~7)を入力します。後は
確認の為にリターンキーを押すだけです。
《他のオペレーション》
・SHIFT+PF1-マーク-
・マウスでPF1-マーク-を左クリックし、マーク番号を左クリックし、
対象行を右クリック
【ジャ~ンプ!!とぉ~!!】
マークした所にジャンプするにはJリーグ(オ~レ、オレオレオレ (^◇^))・・・じゃ
なくてJキーを使います。
するとジャンプ番号選択ウィンドウが表示されます。この1~7の中で反転し
ているものがマークされているものですから、その中から選んでください。
《他のオペレーション》
・SHIFT+PF2-ジャンプ-
・マウスでPF2-ジャンプ-を左クリックし、マーク番号を左クリック
《アドバイス》
普通ならHCVを終了した時点でマークした情報は消えてしまいます。これ
を残しておきたい時は、HCV.CFGの「HCV@MarkFile」を「保存する」に
設定しておくと記憶されたままになります。
〓☆★ 文字列を検索/タグ編集するには? ★☆〓
HCVページャーではとても便利な検索機能を持っています。MS-DOSの
ツールで「正規表現」が使用できるものはあまりないと思います。
正規表現のルールを覚えるのはちょっとややこしいように思われがちですが、
是非挑戦してみてください。
【正・規・表・現って何?】
「正規表現」っていう言葉を知っていますか?もし、知らなかったらこれを機
会にちょっとかじってみてください。また、知っている人は次へ進んでください。
もし、テキストファイルから3桁の数字を探すという事をする時にどうするで
しょうか?3桁の数字の全パターンで検索し続けるというのも1つの手ですが、
これだと日が暮れてしまいます(それ以前に諦めるでしょうが)。
そこで正規表現を使うと一回でできるんです(ウォ~)
要するに正規表現というものは検索の手間を省く為の手段であり、ルールです
この正規表現と呼ばれるいくつかのルールを覚えるだけで、今まで出来なかった
または、難しかった検索が容易にできるようになるんです。
それではHCVページャーで使える正規表現について説明しますね。
なるべく多くの例で説明していきますのでそれを参考にしながらいろいろとや
ってみてください。
『.』
任意の1文字を表す文字です。文字というものに全てを対象とする事ができ
ます。「何かの文字があれば」っていう時に使ってください。
『[...]』
[]内で記述しているいずれかの文字とマッチという意味になります。
マッチさせる文字を限定する時に使ってください。
- 例 -
[ABC]
AかBかCにマッチ
[A-Z]
AからZにマッチ
[A-Za-z]
AからZ、aからzにマッチ
[0-9]
0から9にマッチ
『[^...]』
これは上と逆です。[]内で記述している文字以外とマッチという意味にな
ります。
- 例 -
[^ABC]
AかBかCにマッチしない
[^A-Z]
AからZにマッチしない
[^A-Za-z]
AからZ、aからzにマッチしない
[^0-9]
0から9にマッチしない
『*』
これは、この文字の直前のパターンの0回以上の繰り返しという意味です。
「*」の前に記述している文字またはパターンがない場合と1つ以上ある場
合にマッチします。
- 例 -
HC*V
HCV、HCCV、HCCCVという風にHとVの間にCが1個以上、
ある文字列とマッチ
HCV*
HCVで始まる文字列とマッチ
『+』
これは、この文字の直前のパターンの1回以上の繰り返しという意味です。
「+」の前に記述している文字またはパターンが1つ以上ある場合にマッチ
します。上記の「*」とはパターンがない場合の処理をどうするかっていう部
分が異なります。
- 例 -
HC+V
HCCV、HCCCVという風にHとVの間にCが2個以上、ある文字
列とマッチ
『?』
これは、この文字の直前のパターンがあってもなくてもマッチという意味で
す。
- 例 -
HCV?
HC、HCVにマッチ
『^』
これは行頭という意味です。
- 例 -
^HCV
行がHCVで始まるものにマッチ
『$』
これは行末という意味です。
- 例 -
HCV$
行がHCVで終わるものにマッチ
『|』
これは直前と直後のパターンにマッチという意味です。
2つのパターンを同じ条件でマッチさせたい時に使うといいでしょう。
- 例 -
HCV|hcv
HCV、hcvとマッチ
『(...)』
これはパターンをグループ化します。
上記のいろんなパターンで記述したものを区切って検索したい場合に使いま
す。また、このパターンは他のパターンに影響を与えたくないという時にも使
います。
- 例 -
^(HCV|hcv)
行頭がHCV、hcvとマッチ
『¥』
正規表現をサポートする検索では、正規表現で使用している文字を検索する
時に「これは普通の文字だよ」っていう特別な記述をしなければなりません。
その時にこれを使用します。この文字の後の正規表現文字は普通の文字とし
て扱われます。
- 例 -
¥+¥+¥+
+++とマッチ
【検索って一言で言っても・・・】
検索と一言で言ってもHCVページャーでは3種類の検索を行う事ができます。
『全検索』
これは指定された検索パターンをファイルから全て探し、結果をウィンドウ
表示します。また、検索した結果を別のファイルに格納する事ができる他、エ
ディタでタグファイルによる編集ができます。
HCVページャー一押しの検索方法です。
『上検索』
現在のページから上向きに検索する方法です。
『下検索』
現在のページから下向きに検索する方法です。
【検索してみよう】
検索するためにはまずパターンを指定しなければなりません。
検索を始まりはFキーで行います。すると検索文字列入力/選択ウィンドウ
が表示されますので検索パターンを入力/選択します。あとはリターンキーを
押すと検索されます。
全検索を使った場合はその結果がウィンドウ表示されますので、見たい項目
の部分にカーソルを合わせてリターンキーを押すと、その行にジャンプします。
《他のオペレーション》
・SHIFT+PF3-検索-
・PF3-検索-をマウスで左クリック
《アドバイス》
・検索タイプのデフォルトはHCV.CFGの「HCV@DefaultSearch」 で設定
する事ができます。
・一度、入力したパターンはHCVページャー終了後も記憶しておくことがで
きます。その設定はHCV.CFGの「HCV@SearchFile」に設定します。
・記憶されている検索文字列がある場合の入力方法は、検索文字列入力と検索
文字列選択の2つの方法があります。これはHCV.CFGの「HCV@Search
Mode」で設定する事ができます。
・全検索を使った場合の特典としてタグファイルへの結果出力というものがあ
ります。
その有無(HCV@SEARCHTAGFile)、処理方法(HCV@TAGFilePath)、タグファ
イル名(HCV@TAGFilePath)をHCV.CFGに設定してください。
また、SHIFT+PF8-タグ編-を押すかマウスで左クリックするとそ
のファイルが自動的にエディタで呼び出されます。
〓☆★ よく使うコマンドを実行する時は… ★☆〓
HCVページャーには簡易メニューが搭載されています。良く使うコマンドな
どを登録しておくことができるんですね。
おまけに現在編集中のファイル名を渡す事ができるんです。と、いう事は表示
中のファイルを印刷するとか、ファイルに封じ込まれたISHの呪文を解いてや
るとかいろんな使い方ができます。
もちろん普通のメニューとしても使う事ができるんですよ。
【使う前に準備をしよう】
設定はHCV.CFGの「StartCommand」の部分に以下のように設定します。
┏━━━━━━━━━━━━━━┓
┃コマンド名称=コマンド文字列 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━┛
ここでちょっとしたコツがあります。下にある中で合った方法で設定してくだ
さい。
また、何でもいいですから、是非1つ設定してみてください。
●コマンドが終了したあとはすんなりと。
コマンドは終了した時、普通ならHCVページャーが戻る為の確認を行いま
す。
これをして欲しくない時は「コマンド文字列」の先頭に「!」 をつけてくだ
さい。例えば「!PRINT」とやると印刷終了時に勝手にHCVページャーに戻り
ます。
●ファイル名は付けたくなぁ~い
実行するコマンドがファイルと全然関係ないような場合、ファイル名を付加
されると困りますよね。そういう時は「コマンド文字列」の先頭に「#」 をつ
けてください。例えば「#OASLHA」と設定すればひでぽんさん作「OASLH
A」が実行されるようになります。
また「!#OASLHA」と設定する事でファイル名も付加されず、コマンド終了時
も復帰の確認がありません。
【やっと使えるね】
Pキーを押してください。ほらさっき設定したメニューが表示されたでしょ。
あとはこの中なら実行したいものにカーソルを合わせて実行するだけです。
実行できましたか?
《他のオペレーション》
・SHIFT+CTRL+PF1-メニュ-を押す
・PF1-メニュ-をマウスで左クリック
〓☆★ DOSのコマンドラインへ行くドス ★☆〓
DOSプロンプトへ行こう!!なんてね。
HCVページャーからCOMMAND.COMを呼び出して一時的にDOSプ
ロンプトに行く事ができます。
Dキーを押してください。あとは「EXIT」と入力する事で戻ってこれます。
《他のオペレーション》
・SHIFT+CTRL+PF3-MS-DOS-
・PF3-MS-DOS-をマウスで左クリック
〓☆★ HCVならではの細かい気配り(^^) ★☆〓
HCVページャーではこの他にとっても便利な機能があります。それをダイジ
ェスト版でお伝えします。
【カラーキーワード色付き表示】
HCVページャーでは拡張子が「.C」「.CPP」「.H」の場合に予約
語のキーワードとコメント行を認識して色を付けて表示できます。プログラマ
にとってはソースを見るのが楽しくなること請け合いです。また、ユーザ指定
のキーワードも拡張子に依存せずに色を付けて表示できます。
設定はHCV.CFGの「HCV@CsourceColor」などで行います。詳細はHC
V.CFGを参照して下さい。また、一時的にカラー表示を切り換えることも
できます。CTRL+PF1で行えます。
【スクロール速度の調整】
HCVページャーではスクロール速度として10段階の設定ができます。
設定はHCV.CFGの「HCV@ScrollSpeed」 でもできますが、一時的に変
するならPF8-速度-で行えます。
【あらら、勝手にスクロール】
テキストファイルを見るのに手もマウスも使わずにスクロールするといいと
思いませんか?働くのはHCV、見るのは貴方・・・・・。
なんとHCVページャーではできちゃうんですよ。自動スクロールが。おま
けに上、下、右、左と4方向にスクロールします。
方法はSHIFT+PF9-自動-で行います。
【ファイルの読み込みを途中で止める】
HCVページャーはファイルを全て読み込んでからいろんな操作が可能にな
ります。ファイルを間違ったなどで途中で読み込みを中止し、ファイルの選択
をキャンセルしたい場合は実行キーを押してください。
〓☆★ HCVページャーにさようなら bye ★☆〓
これでHCVページャーの説明は終わりです。どうでしたか?理解できたでし
ょうか?あとは貴方が工夫していろいろやってみてください。可能性は無限です。
それでは終了の方法をお教えしましょう。それは簡単ESCキーを押してくだ
さい。これで全て終わりです。
《他のオペレーション》
・PF2(オープン)を押すまたはマウス左クリック
・Oキーを押す
・マウス右クリック
〓□■ HCVって凄いでしょう?? ■□〓
どうでしたか?HCVの概要だけでも理解して頂けましたか?HCVは多くの人達
のニーズがいっぱい詰まったソフトです。実行ファイルのサイズがそれを示していま
す。何百もの要望と何十回にも及ぶ機能追加の繰り返しの結果です。基本的な機能は
用意したつもりですので、どう料理していくかは、貴方の使い方次第です。
もちろんHCVを単体で使うこともできますが、より効果的に活用するには、他の
優秀なフリーソフトウェアと組み合わせるとよいでしょう。いろいろな機能を組み合
わせて自分の環境を構築していくのがフリーソフトウェアの醍醐味といえるではない
でしょうか。是非、チャレンジしてみてください。
〓□■ HCVについての宣言(重要) ■□〓
このHCVの種別は、単なるフリーソフトウェアではなく「メールウェア」としま
ます。「メールウェア」とは、無料で使用するかわりに、メールなどの手段で作者の
私まで御意見や御要望、バグ報告などをお願いするものとお考え下さい。時間の許す
限り、対応したいと思ってます。なお、「メールウェア」であるからといって、決し
てメールを強制するものではありませんが、添付の「HCVAN.DOC」を利用してアンケ
ートにご協力して頂ければ幸いです。
このソフトウェアは、多くの方々の協力の元で作成されたものではありますが、一
応著作権は、私こと「HISA」が宣言いたします。ご利用になる時は、以下の事に
注意してください。
ッ 本プログラムを使用した結果に生じたいかなる事態にも、作者は一切責任を負
い兼ねますので御了承下さい。また作者は、このプログラムに不備があっても
それを訂正する義務を負わないものといたします。
ー 他NETへ転載は、事前に私の許可がないとできません。
ア 「回りの人にも使わせてあげたい!」と思った方は、第三者への再配付をして
頂いて結構です。ただし、以下の条件に従ってください。
・再配付は、オリジナルの圧縮ファイルの形で行う。
・作者は、第三者配付分のサポートは致し兼ねますので、配付者の責任の元
でサポートを行う。
・必ず無料で配付する。
イ このソフトの実行ファイルの改造、改変は禁止します。
ウ このソフトを営利的目的で使用する事はできません。
〓□■ 成長の記録ダイジェスト ■□〓
HCV誕生は、「パーソナルメニュー アミ~ゴ」を発表されておられるアミ~ゴ
さんとの出会いから始まります。度重なるメールのやりとりと貴重なアドバイスによ
り少しずつ機能追加していきました。アミ~ゴ氏は、フリーソフトに対して気軽に意
見交換できないかと思い、自らHPという交流の場を開設されて、HCVもここに参
加する人達の御支援によってさらにパワーアップしていったのです。
こうして誕生したHCV V1.00は、FFMRフォーラムに公開することにな
りました。10名の方のアンケートに対する回答と今までの方の協力があり、なんと
か改版する意欲が沸いてきました。V2.00としてまた公開できたのもこうした方
々のおかげです。この場をかりて感謝いたします。
また、ユーザの方のレスがある限り、HCVはまだまだ改版していくでしょう。
〓□■ Special Thanks ■□〓
◇ アミ~ゴさん
初期のβ版の段階から数えきれないくらいの温かいご指示、優しいバグ報告&
要望を頂きました。ここまで成長できたのは、アミ~ゴさんお蔭であり、いろい
ろな便利な機能を実現することができました。ある意味では、HCVはアミ~ゴ
さんも作者であったといっても過言ではありません。
また、アミ~ゴさん開設のHPでの紹介とサポートにも協力して頂きましたし
このDOCの一部も執筆して頂きました。本当にありがとうございます。これか
らもどうぞ宜しくお願い致します。
アミ~ゴさんの「パーソナルメニー アミ~ゴ」も操作性、機能的にも素晴ら
しく、是非みなさんに使って貰いたい逸品です。
最後に、「パーソナルメニー アミ~ゴ」で予定している実行プログラムにカ
スタマイズ情報を書き込むソースを公開して頂きまして本当に感謝しています。
◇ ぜとさん
β版の途中からモニタを快く引き受けて頂き、また数えくれないくらいの多く
の御意見を頂きました。ただただ感謝の言葉しかありません。ぜとさんに出会っ
てなかったら、今のHCVの姿はなかったとも言えます。
「ぜとのMBAT」や各種のツールにはいつもお世話になっております。本当に凄い
機能がいっぱいでなかなか便利です。お蔭で「ぜとのMBAT」もHCVから使用す
ることができるようになりました。
◇ MonKeyさん
β版の途中からモニタを快く引き受けて頂き、またいくつかの御意見を頂きま
した。このDOCの一部も執筆して頂きました。
いつも送って頂く「欲張り住所録ADDR」を始めとするツール類は、手放せ
ない逸品です。その機能の豊富さと便利さにはただただ驚くばかりです。
◇ とんたんさん
β版の途中からモニタを快く引き受けて頂き、またいくつかの御意見を頂きま
した。特に、OASYSでの動作確認をして頂き、OASYSをサポートすることができま
した。このDOCの一部の執筆も担当して頂き感謝しております。また、とんた
んさんとにっきさん作のOASYSのBINファイルをDOSで閲覧する「LODE」には感動
しました。HCVからの連携にも快く応じて頂いてとても嬉しい限りです。是非
ともこれから成長してほしいソフトと期待しています。
◇ にっきさん
β版の途中からモニタを快く引き受けて頂き、またいくつかの御意見を頂きま
した。このDOCの一部の執筆をして頂き感謝しております。また、とんたんさ
んと共同開発された「LODE」は逸品です。WTERM用の自動通信マクロ「MAVIO」を
送って頂いて感謝しております。
◇ IYYさん
β版の途中からモニタを快く引き受けて頂き、またいくつかの御意見を頂きま
した。特に、HCVからツリーとして使うことのできる「MIET」は本当に素晴ら
しいソフトです。また、「MIET」は、HCVと連携するととても効果的であり、
その機能の素晴らしさには感激しております。
◇ ひでぽんさん
β版を快く受け取って頂き、またいくつかの御意見を頂きました。
「OASYS文書統合ユーティリティ OASLHA」には、いつも本当にお世話になっています。
この場を借りて感謝いたします。
◇ 会社で使用して下さっている皆さん
無理を言って使って頂いている方々、どうもです。
特に、一部の関数を作って頂いた池本さん、曽根崎さんには感謝致します。
◇ アミ~ゴさんのHPで使用して下さっている皆さん
すぎさん、SYDさん、ENAさん、へんたんさん、DEKOさん、h-fujiさん、
ファルコンさん、AMUさん、NOTSさん、ろむりんさん、MARKさん、あ
きんこさん、かしわさん、どうもありがとうございます。優しいバグ報告や御要
望でかなり勇気付けられました。
◇ 紫苑〃★さん
富士通のYPSエディタで作成したソースを表示可能にするために紫苑〃★さ
んが作成された変換プログラムのソースを公開して頂きました。
◇ アンケートを頂いた以下の皆さん
Buchiさん、もはさん、紫苑〃★さん、鵞湖さん、MURYOUさん、和田 幸信
さん、FUMIさん、孫悟飯(大竹)さん、山本 雅也さん、福田克彦さんフリーウ
ェアの発展に対する御理解に感謝しています。
◇ 栗田 厚さん
HCVの子プロセス起動時のメモリ問題を解消する上で栗田さんの「汎用ロー
ダーLD」のソースを流用させて頂きました。このような素晴らしいソフトを提
供して頂き、またその流用を快く了承して頂き、感謝しております。
〓□■ 参考文献など(順不同) ■□〓
[1]『Microsoft Quick C V2.0 付属のマニュアル』(マイクロソフト社)
[2]『Microsoft C V6.0A関連マニュアル』(マイクロソフト社)
[3]『富士通FMRシリーズ徹底解析マニュアル・増補改訂版』(BNN社)
[4]『Microsoft C 初級プログラミング入門(上)』河西朝雄著(技術評論社)
[5]『MASM V5.1 初級プログラミング入門』河西朝雄著(技術評論社)
[6]『MS-DOS V5.0 TM ユーザーズリファレンス』(富士通)
[7]『MS-DOS V5.0 TM プログラマーズリファレンス』(富士通)
[8]『MS-DOS プログラマーズ・バイブル』阿部英志著(CQ出版社)
[9]『C MAGAZINE 各号』(ソフトバンク社)
[10] NIFTY-Serve アミ~ゴさん(GBB02053)開設のホームパーティに寄せられた数多く
の御意見
[11] V1.00添付のアンケートに回答して頂いた方々の御意見
[12] YPSのコード化形式のファイルをDOSのテキストに疑似変換する紫苑〃★さん作のソースプログラム
(YPSVIEW.C)
[13] カスタマイズ情報を実行ファイルの.EXEに書き込むアミ~ゴ氏作のソースプログラム(AMCUST.C)
[14] NIFTY-Serve 出射厚さんのFD.COMを汎用にした栗田厚さん(NCC00405)作の
汎用ローダーLD120(LD.C,LD.ASM)
このプログラム内で外部コマンドとして使用している
LHA は、吉崎栄泰氏のフリーソフトウェア
LODE は、とんたん氏&にっき氏で共同開発されたフリーソフトウェア
MBAT は、ぜと氏のフリーソフトウェア
このドキュメントと添付ファイルで紹介した
RED2 は、(株)ライフボートの市販エディター
Mifes は、(株)メガソフトの市販エディター
Vz は、(株)ビレッジセンターの市販エディター
PE は、富士通株式会社のFM秘書に添付のプログラマブル・エディタ
MIET は、IYY氏のフリーソフトウェア
NEED は、うのしん氏、たま吉氏のフリーソフトウェアの超小型エディタ
〓
〓 NIFTY-ID PED02001 HISA
〓 ◎◎NetWork-ID MAR04103 HISA